～主な対応作業～

超高圧ウォータージェット工法とは、超高圧（2500kg／㎠）の噴射水を利用した工法です。この圧力を利用し、従来非常に手間のかかっていた塗装剥離、付着物除去等、効率よく施工することが出来ます。また、近年コンクリート構造物の劣化が社会問題になっています。補修時、はつり作業において従来工法であるハンドピック・ブレーカーを用いた時の欠点を解決する工法として、現在主流になりつつある工法です。

 

特　徴

プラント内の配管や熱交換器、タンク類に付着した頑固なスケールや錆、汚れを効率良く洗浄します。超高圧水による洗浄はサンドブラストや洗浄剤、溶剤処理に比べて悪臭、振動、粉塵の発生がないため、作業環境が改善できます。

用　途

コンクリート洗浄
素地調整
タンク洗浄
熱交換器洗浄

 

特　徴

各構造物のコーティングや塗膜などを剥離します。超高圧水による剥離は金属を傷めることなく付着物のみを剥離します。サンドブラストに比べて施工スピードが速く養生が簡略化でき除去物の回収も容易です。

用　途

橋梁の塗装、錆
船舶、列車車両の塗膜
ビル、コンクリートの塗膜
下水処理場のライニング
道路の白線

 

特　徴

主にコンクリート劣化部のはつりにおいて、振動を与えないでマイクロクラックを防ぐことができます。鉄骨や鉄筋にダメージを与えることはありません。また、はつり部の表面処理も同時に行うので付着強度も確保できます。

用　途

コンクリート目あらし
コンクリート脆弱部
コンクリート床板

 

 

ブラスト工法とは、コンクリート製の構造物の表面や、橋梁など鋼鉄製の構造物に塗装されている塗装面に対し、非鉄系スラグ等の”研削材”を圧縮空気で投射し、劣化部分や古い塗膜、サビを除去すると同時に、表面を清浄粗面化する素地調整の方法です。
素地調整の程度の中で最も高いグレードのものと言えます。

 

特　徴

コンクリート表面の劣化した部分や鋼構造物の旧塗膜および錆などを直圧式サンドノズルで研削、剥離して下地処理・素地調整を行います。粉塵・塗膜片等を飛散させることなく、集塵・回収ができます。

用　途

トンネル内部などの下地
橋脚などのコンクリート巻き立て
鋼構造物の錆及び旧塗膜

 

特　徴

ブラスト材、機械装置、ノズル等従来に無い特殊なものを使用しており、母材を傷つけずに表面に付着したスケールを洗浄することが出来ます。　

用　途

コンクリート洗浄
素地調整
タンク洗浄
熱交換器洗浄
外壁洗浄
落書き洗浄
トンネル洗浄
食品ライン洗浄　　　　　

 

 

化学洗浄工法とは、薬品を使用し、洗浄対象物を化学反応により除去する工法です。
物理的洗浄に不向きな部分、対象物の構造が複雑な場合に有効です。
洗浄対象の成分分析をおこない、薬品選定をして洗浄します。

 

特　徴

素地に傷をつけず、機器内部の洗浄に有効です。騒音が出ないので、夜間でも施工可能です。

用　途

熱交換器
クーリングタワー
系統配管
冷凍機
温泉、浴槽
ボイラーチューブ